第11回 桃のむき方

こんにちは、スタッフTKです。
8月になりましたね。夏真っ盛りです。

毎年、この季節になると、思い出す景色があります。
夏休みを間近に控えた学校の教室で、窓の向こうには灰色の空が広がっていて、雨の匂いのする湿った風と、目前の夏休みにどこか浮足立った教室の空気、制汗剤の匂い…夏になると、そこはかとない寂しさとともに、言い知れない懐かしさに飲み込まれます。
ほのかに涼しい風が頬を撫でる夏の夜は、長い夏休みと縁遠くなった今でも、まだ見ぬ明日が楽しみになってきませんか?
「多く飛びちがひたる」蛍はもうそこにはいませんが、清少納言の生きた時代から幾年月を経て、また違った”日本の夏”の良さがあるように感じます。

さて、今週は弊社スタッフOから、夏の味覚を少し身近に感じられそうな豆知識が届きました。


毎回皮や種と上手く切り離せず苦戦していたのですが、今年ネットで見かけたこの剥き方を試したところ、きれいにムダなく頂くことができました。
アボカドのように種をとるなんて驚きでした。
皆様はご存じでしたでしょうか。知らなかったのは私だけ?
ご存じない方いらっしゃいましたらぜひお試しください。

1. 半分に切り込みを入れる
桃の凹んでいる部分に包丁を入れ、種に沿うようにしてぐるりと1周、切り込みを入れます。
2. 上下をねじって、半割りにする
手のひらで包むように桃を持ち、切り込みに沿ってひねれば、実がふたつに割れます。
3. 半身が4〜6等分になるよう切り込みを入れる
食べやすい大きさになるよう、半身をそれぞれ4〜6等分に切り分けます。種がある方の実は手で持ち、包丁を刃先が種に当たるまで入れ、そのままくるりと回して、切り込みを4〜6ヵ所入れます(種はまだついた状態です)。種のない方の実はまな板の上で切ります。
4. 種を取り除く
種がある方の実から、種を取り除きます。実を手で持ち、種に沿って包丁を入れて上下に動かします。包丁が入ったところから、実がひと切れずつ種から外れていきます。
5. 皮をむく
包丁を寝かせて、果肉と皮の間に入れます。そのまま、桃を回転させながらまな板から包丁が離れないよう平行にスーッと動かし、皮をむきます。


実はこれ、私TKも今年はじめて知りました。
驚くほどキレイに剥けるので、ぜひ試してみてください!

それでは、またお会いしましょう!
今週はスタッフTKとスタッフOがお届けしました。

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