第9回コラム 黒いダイヤ
こんにちは! スタッフTKです。
長い梅雨が、ついに明けましたね。
空を見上げると、イギリスの巨匠ジョン・コンスタブルの絵画のような空が広がっていました。
街ではセミが命の限りに鳴き、夏の訪れを感じさせます。
セミの鳴き声といえばミンミンゼミを想像しますか? それとも、アブラゼミの「ジジジ…」という鳴き声を想像しますか?
実は、ミンミンゼミは関東に多く生息している一方、関西ではあまり見られないそうです。
さて、今週は弊社税理士の平岩から、”黒いダイヤ”についてのコラムが届いております!
こんにちは平岩です。
先日開催されたセミナーの後編として、8月17日に「経営者のための会計講座【後編】 決算書の読み方~財務三表の関連性~をお話しさせていただきます。よくある質問を中心に決算書の読み方のポイントについて説明いたしますので、ぜひご参加をお待ちしております。
今日は黒いダイヤのお話を少し…
かつて黒いダイヤと呼ばれた昆虫がいました。国産オオクワガタです。1990年頃はオオクワガタ自体が希少で、体長80mmを超える個体は1mm大きくなるごとに値段が2倍、4倍と跳ね上がる熱狂ぶりでした。そして、とうとう1,000万円の値段をつけてニュースになり世間を騒がせました。。
ところが1999年にオオクワガタの値段は急激に下落します。1つ目の理由はこの年に外国産の昆虫の輸入が解禁され、海外の大型クワガタが輸入されることになりました。100mmを超える種類も珍しくはなく、国産オオクワガタの存在感は失われて行きました。2つ目の理由は飼育方法の確立です。当時は大型の個体を誕生させる飼育方法について詳しく分かっておらず、技術と経験が必要とされていました。ところが実は簡単に大型の個体を誕生させる方法がすでにあったのです。菌糸と呼ばれる菌の塊の中に幼虫を投入して適切な温度で管理すると簡単に誰でも大型個体が誕生させることができるのです。こうして大型のオオクワガタは珍しくなくなりブームは去っていきました。
ただ、飼育方法が確立されたとはいえ、「適切な温度で管理」というのが難しく、幼虫を20~22℃ぐらいで飼育し続けなければならないのです。私の家では一部屋を勝手に「クワガタの部屋」と呼び、1年中エアコンが稼働しています。当初は家族に電気代が…と言われましたが今では諦めモードです。そんな家族からの理解を得られない人のために「冷やし虫家(ちゅうか)」をご紹介します。ネジ止めだけで組み立てられ、簡単に自由に温度管理ができてしまう便利なアイテムです。電気代も1時間1円程度です。製造元は弊社クライアント様です!皆様のご自宅にも是非1台いかがでしょうか?
クワガタ、カブトムシといえば、夏の風物詩ですよね。
実は、私TKは例外なく昆虫が苦手なので思い出はないのですが…ノスタルジックな思いにさせられます。
私のなかに、私のものではない記憶がいっぱいありますね。
それでは、またお会いしましょう!
今週はスタッフTKと平岩がお届けしました。